2008/5/16

オージービーフ&ラムの賞味会開催

渋谷支部

2月28日、東京・千代田区にある学士会館西洋料理「ラタン」にて、渋谷支部主催、MLA豪州食肉家畜生産者事業団後援の「オージービーフ&ラムの賞味会」が開催され、会員約50名が参加した。はじめにMLAフードサービスシニアマネージャーの佐藤勝昭氏よりオージービーフ&ラムについて説明があり、オージービーフ&ラムの肉質の特徴や、整備された生育環境などがスライドを使用して説明された。オーストラリアから日本への輸出量はアメリカ産牛肉のBSE問題以来年々上がっており、2007年のオーストラリアの総輸出量66%のうち40%は日本に輸出されている。
 企画担当は学士会館総料理長の酒井一之氏、調理担当は、学士会館料理長の大阪勝氏とシンフォニークルーズ料理長の小濱雅説氏。牧草飼育のグラスフェッドビーフと、穀物肥育のグレインフェッドビーフ、アンガス牛と和牛を掛け合わせたF1オースト和牛、仔羊といった食材それぞれの特徴を生かした料理を作り上げた。
料理には、果肉が軟らかく、味が濃厚で水っぽくないため、調理に最適なトマト「シシリアンルージュ」や、水滴のようなキラキラとした粒があり、塩分を含んだ味に特徴のある佐賀県で生育されている「アイスプラント」が使用され、各担当者がPRを行った。
創意工夫を凝らしたメニューが運ばれて来るたびに、参加者は熱心に写真撮影したり配布されたレシピにメモを取った。料理の解説を行った大阪氏と小濱氏に惜しみない拍手を送った。食材費等はMLAが負担し、参加者が支払った2000円は全額渋谷支部が行っているボランティアの活動資金に充てられる。

〔メニュー〕(カッコ内は使用した肉の種類)
・仔羊肉のスモーク 雑穀のうえに(グレインフェッド)
・オースト和牛のターターステーキ 新芽野菜添え(F1)
・仔羊モモ肉のムサカ 地中海の風 シチリアントマトのソースを添えて(グラスフェッド)
・牛ロースのクリスピーカツレツ春の菜園 アイスプラントを添えて(ロングフェッド)
・仔羊のナヴァラン 春仕立て(グレインフェッド)
・ロングフェッド牛とF1オースト和牛 グレインフェッド子羊とグラスフェッド子羊のデギュスタシオン
・ デザート
・ コーヒー



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