2008/8/18

フランス料理を楽しむつどい

千代田支部

千代田区立昌平小学校の2年生が
シェフの作った野菜ジュースとラタトゥイユで野菜の味を味わう
7月4日(金)、東京・千代田区にある千代田区立昌平小学校において小学2年生49名を対象に、千代田支部会員4名による野菜のおいしさを伝える授業が行われた。
昨年、千代田支部が同校の小学1年生に対して「フランス料理を楽しむつどい」を開催したことから、今年は同校の菜園で児童が作ったキュウリ、ナス、ミニトマトを使って野菜ジュースとラタトゥイユを作り、児童に味わってもらうことになった。参加したのは千代田支部支部長でグランドプリンスホテル赤坂の佐藤孝太氏とホテルニューオータニの堀切博文氏、羽吉和男氏、青木誠氏。
まず初めに羽吉和男氏が「お野菜は身体を動かすために大事なものなんだよ」と野菜の効能について分かりやすく話した。自分たちが育てたミニトマトがミキサーの中に入れられると、児童は目を輝かせながら、色を変えて完成に近づく野菜ジュースを見つめていた。普段は野菜が嫌いで食べられない児童も、ジュースにするとあっと言う間に飲み干し、保護者や教員を驚かせていた。お手伝いで参加した保護者は「昨年のフランス料理を楽しむ集いが深い印象に残ったようで、あの時いただいたコック帽やコックの方のサインを大事に取っています。普段は生の野菜は硬さや香りが嫌いなようでなかなか食べません。細かく刻んで分からないように調理して食べさせたりしていますが、ジュースにするのも良いアイデアですね」と話した。
給食では、シェフが作ったラタトゥイユが提供された。同校の淺川宏校長は「昨年に引き続き、シェフの皆さんに来校していただけて嬉しいです。児童たちが育てた野菜を使ってジュースやラタトゥイユを作ってもらったことで、子どもたちの食に対する意識も変わったと思います」と笑顔で語っていた。


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