2009/11/4

渋谷支部&シェフズクラブ
ランニングコーチの指導の下
皇居周辺をジョギング

 10月18日、快晴の日曜日午前10時、渋谷支部&シェフズクラブの会員とその家族や友人50人が、法曹会館に集まった。いつもはコックコートを着ているシェフたちも、この日ばかりはジョギングに適したウェアで集合だ。まず初めに昨年に引き続き、ランニングコーチの斉藤幸義氏から正しいフォームの指導を受けた。斉藤コーチが取り出したのは、矯正ギブスならぬ割り箸。1本を分割し、ひじの内側に挟んだまま走るのだ。
 正しいフォームとは、まず背筋をまっすぐに伸ばし、胸を張る。その状態でひじを曲げ、割り箸が落ちない程度まで曲げて、胸の横につける。走るときは、ひじを後ろに引きながら決して背中を前屈しない。この走法を習得すれば、フルマラソンも夢ではないと言われ、希望が持てた。 ちなみに前傾姿勢で走ると、膝を痛めたり、お腹に肉がついたり、足が太くなったりと、ダイエットを考えている人にとっては走っている意味がなくなってしまうのでご注意を!!
 講義の後はさっそく、皇居の桜田門へ。走りたくてうずうずしている人たちは一気に走り出す。斉藤コーチの指導を希望する人たちは、約2キロを走り出した。えっ?こんなにゆっくりで良いの?というペースだが、斉藤コーチいわく「話しながら走れるスピードが一番心臓に負担がかからない」とのこと。照りつける真昼の日差しを頬に受けながら、竹橋駅を目指す。到着後は、そのまま止まらずに走っていった人たち以外は斉藤コーチからウォーキングのレッスンを受けた。
 ウォーキングのコツは、かかとから着地して、最後に親指を地面につけること。手はまっすぐ伸ばし、前後に振る。人間の身体はどうしても強い方に引っ張られるため、歳を取ると腰が曲がったり、背筋が曲がってしまう。常に胸を張っていることが大事だそうだ。
 30分ほどの指導の後は、元来た道を引き返す。先ほどとは打って変わって身体が軽い。頭の中はこの後飲むビールのことだけになっていた。法曹会館に着くと、5キロランをした人々が爽快な表情で待っていた。
 お待ちかねの食事までの15分間、斉藤コーチからホノルルマラソンのお話などを伺っていると、彩り鮮やかな料理が運ばれてきた。土屋シェフを初めとするスタッフの皆さんによる31種の野菜を使った料理は、どれもヘルシーだった。
 斉藤コーチ曰く、走るために良い食材とは、米、パン(油を使用していないべーグル)、パスタだそうだ。肉は胃に負担をかけるので、走る前日などには摂取しないそうが良い。走るペースは、10キロを1時間15分くらいの速さで走るのが一番良いそうだ。
 良い汗を流し、初対面の人たちと歓談し、法曹会館を後にしたのは午後2時半頃。早起きは3文の得というが、気持ちまで前向きになった有意義な1日だった。

ヘルシーな料理に疲れも癒える
ヘルシーな料理に疲れも癒える
野菜のソースを使用した3色豆腐
野菜のソースを使用した3色豆腐
法曹会館の土屋シェフを囲んで
法曹会館の土屋シェフを囲んで

※斉藤幸義コーチは、毎週日曜日、朝8時から駒沢公園で練習会を行っています。詳しくはこちらをチェック→モモナランニングクラブ
http://www.momona.biz/1-mrc-schdule.html

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