2007/8/8

読んで欲しいなぁ この一冊

『フランス流 美味の探求』
著者:鳥取絹子 平凡社新書

毎日のように食の安全、食の自給、食育と盛んに食に関しての話題が新聞、テレビに雑誌に取り上げられている。本書は、フランスで1990年から実施されている「味覚週間」の活動やイタリアのスローフード運動、日本での状況を紹介しながら、食文化の違いを理解した上で、日本で食に関わるプロが今何を考え、行動しなければいけないかということを提言しています。
食の専門家でもないフランス語翻訳家の著者ならではの「美味」探求の切り口とそのメッセージにとても共感できる一冊です。西洋料理を作るプロの調理人に是非、今一度、読んで欲しい一冊です。

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